ピラティスとヨガ、痩せるのはどっち?
これ…迷う人多いと思うんです。実際、つる子もホットヨガ始める前に迷いました。
痩せる以外にも、そもそもピラティスとヨガって何が違うのかもよくわかっていませんでした。
この記事では、ピラティスとヨガの特徴や違い、初心者でも簡単に始められる実践ポーズ、自宅でのプログラム、さらに便利なアイテムやつまずきポイントまでを解説します。
まずは違いや効果を知って、自分にベストなほうを選べるといいですよね。
【先に結論】ダイエット効果だけで言えば、ピラティスの方が痩せやすい
ピラティスのほうが、筋肉をしっかり使うから、体が引き締まりやすく、お腹や背中のコアを中心に全身の筋肉を動かすので、代謝がアップして脂肪が燃えやすくなります。
ピラティスの方が痩せやすい理由
- 姿勢が良くなり、日常動作でも筋肉が使われる
- 筋肉量アップで基礎代謝もアップ
- 体幹を鍛えると全身に効果
つる子ピラティスのほうが、筋トレ要素が強いんだね!
はじめに
健康やダイエットを考えたとき「何か運動をしなきゃ」と思うことはありませんか?その中でも人気が高いのが「ピラティス」と「ヨガ」です。
どちらも女性を中心に多くの人がはじめていますが、実際には目的や効果が少しずつ違います。この記事では、初心者の方でも理解できるように、ピラティスとヨガの特徴や違い、ダイエットへの効果、選び方のポイントを詳しく解説していきます。
ピラティスとヨガの違い
ピラティスは20世紀にドイツ人のジョセフ・ピラティスによって考案された運動で、リハビリや体の機能回復を目的として作られました。一方、ヨガは数千年の歴史を持つインド発祥の心身修養法で、瞑想や呼吸法とともに「心と体の調和」を大切にしています。
- ドイツ出身のジョセフ・ピラティスが開発
(20世紀初頭) - 胸式呼吸
- 体幹の強化や姿勢改善を重視
- 呼吸に合わせて体を動かす
- マットピラティス(自重)、マシンピラティス(専用器具を使う)がある
- インド発祥(約5000年前)
- 腹式呼吸
- 心身の調和やリラックスを重視
- 静止してポーズを維持
- ハタヨガ、ヴィンヤサ、アシュタンガ、陰ヨガ、パワーヨガなど多種多様
また、一番の大きな違いは、呼吸法です。ヨガは、深くゆったり行う『腹式呼吸』、ピラティスは、動きを意識して『胸式呼吸』で行います。




出典:ヨガジャーナルオンライン
痩せる目的で選ぶことの重要性
ダイエット目的で運動を選ぶときは「自分がどのように痩せたいか」を考えることが大切です。筋肉をつけて引き締まった体を目指したいならピラティス、ストレスや食べすぎを減らして自然に体を整えたいならヨガが向いています。同じ「痩せる」でもアプローチが異なるので、目標に合わせて選びましょう。
どちらが自分に向いているのかを知り、無理なくダイエットや健康習慣を続けられたらいいですね。
ピラティスの特徴と効果
ピラティスの基本概念と運動の特徴
ピラティスは体幹(お腹や背中まわりの深い筋肉)を鍛えることに重点を置いた運動です。大きな筋肉を激しく動かすのではなく、小さな筋肉を丁寧に動かすことで姿勢を整え、体をバランスよく引き締めていきます。
続けることでお腹や腰回りが引き締まり、スタイルの変化を実感する人が多いです。すぐに体重が落ちるわけではありませんが、見た目のラインが美しくなるのが魅力です。
スタジオでは「リフォーマー」という専用マシンを使ったピラティスも人気です。体の動きを補助してくれるため、初心者でも正しい姿勢で効率よく筋肉を鍛えることができます。



「姿勢を良くしたい」「体を引き締めたい」という人におすすめ!リラックス重視の人は物足りなく感じるかも。
ヨガの特徴と効果
ヨガの基本概念と運動の特徴
ヨガは、呼吸を意識しながらポーズをとることで、体の柔軟性を高め、心を落ち着かせることを目的としています。筋トレ要素は少なめですが、血流を良くし、体の不調を整える効果があります。
ヨガを続けることで「食欲が自然に落ち着いた」「冷えやむくみが改善した」と感じる人もいます。ダイエット効果はゆるやかですが、生活習慣の改善につながりやすいです。
高温多湿の環境で行うホットヨガは、たくさん汗をかくことでデトックス感が得られます。代謝が上がり、むくみや冷えに悩む人に人気です。



「リラックスしたい」「体を柔らかくしたい」という人におすすめ!爽快感を求める人には少し物足りないかもしれないね。
ピラティスとヨガの比較
ダイエット効果
ピラティスは筋肉をつけて基礎代謝を上げていく運動ですが、ヨガは心を整えて食欲や生活習慣を改善する運動です。そもそも、痩せ方が違うのです。ピラティスはお腹やお尻の引き締め効果がでやすく、ヨガは柔軟性や姿勢の改善が実感しやすいです。
ピラティスはマットやマシンを使いますが、ヨガはマット1枚で気軽に始められるので、続けやすいと言えます。継続できるかどうかもとても大切な要素です。
目的別に選ぶのがおすすめ
- 体を引き締めたい ピラティス
- 心を整えたい ヨガ
また、組み合わせてやると、体も心もバランスよく整えられます。朝にピラティスで体幹を鍛え、夜にヨガでリラックスするなど、シーンに合わせて使い分けるのがおすすめです。
実践ポーズ解説:自宅でできるピラティスとヨガ
自宅でひとりでも簡単にできるエクササイズです。
ピラティスの基本エクササイズ
1.ハンドレッド(Hundred)


体幹を鍛えるピラティスの代表的な動きです。初めての方は、足を床につけたままでも十分効果があります。
- 仰向けに寝て、両足を少し浮かせる(膝は軽く曲げてもOK)
- 頭と肩を床から持ち上げ、両腕をまっすぐ前に伸ばす
- 腕を上下に小さく動かしながら、5回吸って、5回吐く呼吸を繰り返す
- これを10セット(合計100回)行う
2.ロールアップ(Roll Up)


お腹の奥の筋肉を鍛え、背骨の柔軟性も高める動きです。勢いをつけず、ゆっくり「背骨を一本ずつ動かす」イメージで行いましょう。
- 仰向けに寝て、両手を頭の上に伸ばす
- 息を吐きながら、背骨を一つずつ丸めるように上体を起こす
- 前屈のように前へ伸びたら、息を吸いながらゆっくり元に戻る
ヨガの基本ポーズ
1.ダウンドッグ(下を向いた犬のポーズ)


全身のストレッチと血流改善に効果的。足が伸びなくても大丈夫。背中を気持ちよく伸ばすことを意識しましょう。
- 四つん這いになり、手と足を床にしっかりつける
- 息を吐きながら腰を持ち上げ、体を逆V字の形にする
- かかとは床につけようと意識し、背中を伸ばす
2.キャット&カウ(猫と牛のポーズ)


呼吸に合わせて背骨を動かし、リラックス効果があります。朝の目覚めや夜のリラックスタイムにおすすめです。
- 四つん這いの姿勢からスタート
- 息を吐きながら背中を丸め(猫のポーズ)、目線はおへそへ
- 息を吸いながら背中を反らせ(牛のポーズ)、目線を斜め上へ
- これを数回繰り返す
このほかにも、自宅でできるポーズはたくさんありますのでぜひチャレンジしてみたいですね。無理なくできる範囲で、できる時間に、できるポーズを少しづつ!
まとめと結論
ピラティスとヨガ、どちらが良いかは人によって違います。目的や生活スタイルを考えて、自分に合うものを選ぶことが大切です。
どちらも「無理なく続けられる健康的なダイエット」です。急激に痩せるより、長く続けて体を整えることを目指しましょう。
楽しんで続けられることが一番のコツ。お気に入りのマットやウェアを用意すると、モチベーションも上がりますよ!









