
コロナに感染してしまいました。
救急車で運ばれるという、大変なことになったので書いておきたいと思います。
闘病1日目
明け方何度も目が覚めました。なんか寝苦しいというか、寝付けないというか…夢も見ていたのでそのせいかなと思っていました。
目覚ましのアラームがなって起きようとしましたが、ダルい感じがしましたが、仕事したくないからだなと思いました。
この日の仕事はたまたまテレワークでした。パソコンの前に座ったんですけど、やっぱりなんかおかしいと思い、熱を測ってみたら『37.2℃』。
それでもまだ、いやいや気の持ちようかもと思い、パソコンに向かいました。…が…ダメだ…やっぱりダメでした。
この時点で「熱っぽいので午後はお休みをください。」と会社に連絡。
午後になり、体が痛くなってきました。特に腰。生理痛のような酷い痛みに襲われました。
再度熱を測ると『38.4℃』あ、終わったな・・・と思いました(笑)。
症状からして、ただの風邪とは違うなとわかりました。
すぐに病院に行ったところで、検査結果は出ないと思い、病院は明日行くことにしました。
腰の痛みとともに頭痛も始まりました。耐えられず、市販の鎮痛剤を飲みました。
そして、異様にトイレが近い。冗談抜きで30分に1回のペースで何回も行きました。
闘病2日目
朝9時、病院が空くと同時に予約の電話をしましたが、つながらず・・・。何回かかけましたがつながらず。
時間を置いてもう一度かけて、やっとつながりました。



熱があるんですが診てもらえますか?
看護師さん:「診ることはできますが、外でお待ちいただくことになります。時間もかかりますが大丈夫ですか?」



大丈夫です。よろしくお願いします。
季節は冬の12月。外で待つのはきついけど、仕方ないなと思いました。今は、診ていただけるだけでありがたいのだから。
病院までは徒歩で20分ほどです。
外で待つことを想定し、家にある防寒着すべて着ました。カイロ、腹巻、レッグウォーマー、マフラーもぐるぐるまきです。
もう、寒さに耐えられれば、見てくれなんてどうでもよかったです。なので、ひどい格好してたと思います。絶対に誰にも会いたくない格好です。
体はだるいし、なんか痛いような気もするし、熱もある中、結局外で2時間待ちました。さすがにきつかったですね・・・。完全ガード(マスク、フェイスガード、防護服)した先生が来てくれたときは「やっと来たーーー!」と心の中で叫びましたよ(笑)
鼻の奥の奥まで綿棒突っ込まれて、検査待ちです。また、待ちです。
しばらくすると先生が戻ってきました。
先生(お医者さん):「コロナ陽性でした。」



やっぱり・・・。
一通りの説明を受け、薬局で薬を受け取り、やっと終わりました。
食欲はないけど、なにか食料と水分だけは買っておかなきゃと思い、帰りにコンビニに寄りました。清涼飲料水、パン、ヨーグルト、ゼリー、カップ麺、鍋焼きうどんなど、食べられそうなものを一通り購入して、自宅に戻りました。
熱は『38.5℃』、、、下がってません。
会社に連絡し、コロナ陽性だったことを報告しました。もう、年末に近かったので、会社のみんなとは挨拶もせずに、今年はフェードアウトです。
とりあえずもらった薬を飲み、布団に入りました。
寝ようと思ったのですが、寝られません。頭がガンガンして、横になっているのも辛くて、家にあるクッションを積み重ねて寄りかかれるようにし、もたれかかりました。
頭痛い、腰痛、熱もあるという状態です。そのほかには、症状はありませんでしたが、とにかく腰痛、頭痛が半端なく辛い・・・。
食欲もなく、お風呂に入る気力もなく、ただクッションにもたれかかり2日目を過ごしました。
闘病3日目
クッションにもたれかかりながら、ウトウトしては目が覚め、、、を何度も繰り返し、朝を迎えました。熱は『38.5℃』、下がっていません。
腰痛、頭痛も続いていましたが、何より一番辛かったのは頭痛です。
鎮痛剤も飲みましたが、あまり効かず、ずっとガンガンしていました。
変わらずクッションにもたれかかり、ウトウトしながら、ただ時間が過ぎるのを待つだけです。
食欲もなく、水分だけ取っていました。
夕方になり、熱が37℃台に下がったので、何か食べなきゃと思い、うどんのカップ麺を作りました。食べてみると・・・



ん?
もう一口食べてみる。



ん?味がしない?
さらに、もう一口食べてみる。



わー!!!味しないー!!!
というわけで、闘病3日目・・・味覚がなくなりました。
闘病4日目
クッションにもたれかかりながら、ウトウトしては目が覚め、、、を何度も繰り返し、朝を迎える・・・4日目も同じです。
熱は平熱くらいまで下がりました。
・・・が、頭痛は相変わらずですし、腰痛も残ります。
食べてないからということもあるんでしょうけど、体力も落ちてしまって、熱はなくともふらふらです。
クッションにもたれかかり、ウトウトしながら、ただ時間が過ぎるのを待つだけ・・・これも同じです。横になると辛いという状態が辛いです。ずっと、クッションにもたれかかる毎日です。
闘病5日目、闘病6日目、闘病7日目
クッションにもたれかかる毎日が続き、少しづつ快方に向かいます。ですが、食べる量も少ないですし、動かない日々が続き、ふらふらでした。
そして、救急車で運ばれる
もう、なんとなくは動けるようになりましたが、体力の衰えが半端ないです。
家にある食料がなくなったので、買い物に出かけました。
スーパーに着いて、食材を選びレジに並んでいたときのことです。



あ、ダメかも・・・。
めまいがして、倒れそうになりました。なんとかスーパーの片隅まで移動しましたが、結局はそこで倒れてしまいました。
スーパーの店員さんが近寄ってきます。
店員(Aさん):「大丈夫ですか?」



大丈夫です。ちょっとめまいがして・・・。
店員(Aさん):「救急車呼びますね。」
店員さんが何人も寄ってきて、他のお客さんからの目隠しのためパーテーションで仕切られます。
店員(Bさん):「寒くないですか?毛布かけますね。」



ありがとうございます。
一緒に来た人はいないこと、コロナで闘病していたことなどを伝えながらも、意識は朦朧としています。
そうこうしているうちに、救急車のサイレンが聞こえてきました。救急隊の方が到着です。
救急隊員:「大丈夫ですか?お名前言えますか?」



つる子です。
救急隊員:「今から病院行きますからね。大丈夫ですよ。」
こういうときの救急隊の方ってすごいですよね。来てくれただけで安心します。
大事にしたくないつる子は、倒れてるのにわけのわからないことを言ってしまいました。



病院は行かなくて大丈夫です。
なんでやねん!(笑)
いやいや大丈夫じゃないでしょ、倒れてるし、なんか朦朧としてるしー。
・・・というわけで、大きな病院に運ばれてしまいました。
病院についても、コロナ禍のためすぐには病院の中に入れませんでした。綿棒の検査をしてからです。
陰性の確認をして、やっと病院の中へ。
点滴を2時間ほど受けてなんとか復活しました。
「一人で帰ります」と言ったんですけど、「ダメです。誰かに迎えに来てもらってください」と言われ、仕方なく息子くんに迎えに来てもらいました。
感染して思ったこと
感染して、一番つらかったのは頭痛です。最初の3日間は特にキツかったですね。
熱は最高でも『38.5℃』までだったのでそこまで・・・というか、頭痛の方が辛かったですね。
あとは、横になると辛いという体のだるさも辛かったです。ずっと、クッションに寄りかかってたので、寝た気がしない日が続きました。
本当に病院の方々、救急隊の方々には頭が下がります。いやな顔ひとつせず、むしろ優しく語りかけてくれる。今、誰よりも忙しいだろうし、自分が感染するかもしれないリスクもある。
こんなことで救急車を使ってしまって、ほんとにごめんなさいと思いました。
今でも、後遺症に悩む方もたくさんいらっしゃいます。早く、コロナ特効薬ができてほしいです。
どんなに気を付けていても、感染するときは感染します。でも、気を付けることしかできないんです。だから、それだけでもやらなきゃと思ったつる子でした。
健康第一!!!



ところで、味覚はどうなったの?
味覚は1か月ほどで復活しました、よかったよかった。